中岡慎太郎の故郷には住民世帯が数戸、という集落は珍しくありません。
村全体で1300人くらいの小さな村ですから。
そんな村の集落の一つに「木積(こつも)」という集落があります。
世帯数3戸の静かな山里の集落です。
そこには今ではあまり見られなくなった、陶芸用の「穴窯」があります。
ここで焼き上げる作品は「こつも焼」といって、北川村のふるさと寄附お礼の品でも扱わせてもらっています。
慎太郎顕彰会の店舗でも販売させて貰っています。
以前は一年に何度か穴窯で本焼きをしていたそうですが、ここ数年は1年に1回程度になってしまいました。
一度火を入れると、数日間夜通し「火の番」をしなければならないそうで、そんなに頻繁に火を入れる事が出来なくなってきたとか。
昨日から一年に一度の本焼きを始めたと聞いたので、今日、行ってみましたが、残念ながら一足遅く...
『さっき、窯の蓋したところよね』と。
残念...
貴重な光景をカメラに収める事はできませんでしたが、出来上がった作品をまた撮影に来させてもらおうと思っています😊
窯元の陶芸家 新田文江さん宅はその入り口から雰囲気があって、訪れた方は『トトロの世界みたいですよね』と仰います。
ほんとうに。
いつ訪ねても心落ち着く素敵な集落です。