北川村木積地区には「こつも焼」の窯元があります。
ここには今では数が少なくなってきた「穴窯」があります。
木積地区は昭和30年代頃までは住民も多く、小学校もあって賑やかな地区でしたが、
今では3世帯のみの静かな静かな地区になってしまいました。
「こつも焼」の陶芸家 新田文江氏を中心に『炎(ほむら)』会という陶芸活動のグループを創って、以前は会員も多く賑やかに活動をしていたそうです。
しかし、高齢化が進み、活動も活動メンバーも減り存続が危ぶまれていた4年前、
3、40代の地域の男女が『炎会ジュニア』として、作陶活動を始め、木積地区とこつも焼に活気を呼び戻す活動を続けてきmさひた。
年に一度は穴窯で作品を焼き上げる事を目標に。
そして、4期目の今年も。
5月30日に無事に窯出しが行われ、銘々に満足のいく良い作品が出来たと教えて貰いました。
そして、縁あって京都五条で作陶をされている陶芸家の『宮田真幸』氏も一年に一度の穴窯焼きに参加してくれています。
今朝、宮田氏を訪ねて作品を見せていただきました。
『今回はすごくいい作品が出来ました😌』
そうおっしゃって、一作品毎に丁寧に説明してくれて、
細かな解説までしてくださいました。
陶芸家さんの作品をマンツーマンで一つ一つ解説して貰えたその時間がとても贅沢に感じたし、説明して貰った事でより作品の美しさを感じる事ができました。
これは北川村モネの庭マルモッタンの土だけで創られた湯呑。
いつか、「モネの庭」の土だけで創られた作品にモネの庭の花々を活けたり、寄せ植えしたしたコラボ作品を皆様にご覧頂けるような企画展を開催できたらなぁ...
静かな山郷の「こつも」で、素敵な作品が生まれていくことにワクワクさせられました。