きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

慎太郎遺髪墓地

慎太郎さんの遺骨は坂本龍馬と並んで、京都霊山護国神社に埋葬されています。

 

北川村に建つお墓には、慎太郎さんがお父さんに宛てた手紙に包まれていた”髪の毛”

を埋葬しています。

 

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慎太郎と妻・兼の墓

 

今日は所用で慎太郎さんの遺髪墓地近くへ出向いたので、時折激しい雨も降って

きましたが、ちょっと立ち寄ってきました。

 

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慎太郎さんの隣には妻「兼」さんのお墓。

その隣に並ぶ名のない小さな墓石は二人の子どものお墓ではないか...

と云われていますが、定かではありません。

 

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ご神木 銀杏の木

慎太郎さんの遺髪墓地は、慎太郎さんが幼い頃に読み書きを学びに通ったと云われている『松林寺』跡にあります。

墓地のすぐ隣には

大きな、大きな、大きな銀杏の木があります。

 

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秋には黄色く変わった銀杏の木が墓地に舞い落ちて、あたり一面、銀杏の葉で覆い

つくされるようになります。

 

個人的には『秋らしくていい風景だなぁぁ』と癒されるのですが、

地元顕彰会会員さん達は、掃除が大変(-_-;)と毎年ぼやいております...

それぐらい、大きな、大きな銀杏の木から舞い落ちてくる葉の量が半端なくて(^_^;)

 

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遺髪墓地から望む今日の北川村は豪雨で増水した「奈半利川」の川色がすっかり変わり、

霧もかかっていましたが、お天気の時には緑と青空と、美しい川の色を望めます。

 

慎太郎さんの生誕地「柏木」にお越しの際にはぜひ、遺髪墓地と、慎太郎さんが

生まれた地の今の風景も併せてお訪ねください。