きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

北川村温泉周辺の風景。

今日はかなり久しぶりに「北川村温泉ゆずの宿」へ。

 

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毎週火曜日は中岡慎太郎生誕地は「定休日」でお休みですが、北川村温泉の日帰り利用(温泉・レストラン)もお休みの日です。

 

 

 

 

普段から静かな場所ですが、日帰りお休みの今日は更に静かな印象。

 

 

お目当てのオモロ副支配人がお休みだったので、用事を済ませて即退散(^_^;)

 

 

道中、工事の為時間通行制限が発生していたので、時間調整のため、周辺を散策してみました。

 

 

 

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北川村温泉の前を流れる「奈半利川」に架かる”赤鉄橋”。

魚梁瀬森林鉄道の遺構で、経済産業省の近代産業化遺産群(ムズっ(>_<)💦)に認定されていて、更に、国の重要文化財に指定されている橋なんです。

 

 

 

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北川村温泉から更に上流に進むとその先に、「日本三大美林」の一つ【魚梁瀬杉】があって、それを運搬する事を主目的に開通した鉄道でした。

 

 

明治の頃は奈半利川の水流を利用した「水軍」

⇒軌道が開通してトロッコ

大正の頃から機関車での搬出が始まり、

蒸気機関車、ガソリン車、木炭ガス車、ディーゼル

と、だんだんと木材の大量搬出が出来るようになり、その時代、北川村や周辺町村は林業が基幹産業で、随分と栄たそうです。

 

 

 

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昭和38年に廃線となってからは、車道に変わり、今ではこの小島橋の上は主に住民さんの軽自動車や軽トラックが行き来しています。

 

 

 

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北川村温泉からちょうど良いお散歩コース。

 

 

 

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橋の上から川底を覗き込む時はご注意を💦

 

 

 

 

 

 

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小島橋の下流に架かるこちらの赤鉄橋はただの「赤鉄橋」。

魚梁瀬新利点鉄道の遺構ではありませんのでお間違えなく(^_^;)

 

 

 

 

北川村には4件の国重要文化財指定の遺構があります。

 

いずれもお車がないと難しい距離にありますが、もしご興味があったら一度、訪ねてみてください。

rintetu.jp

 

 

 

 

 

 

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「人も文化も運んだ森林鉄道。」

当時、木材と同乗していた人々もこんな風景を眺めながら列車に乗車していたんでしょうか。