きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

中岡慎太郎生家屋根の葺き替え作業再開。

先週、中岡慎太郎生家屋根の葺き替え作業が行われました。

 

予定では5/30の土曜日に完成。だったのですが、最終日に雨が降ってしまい、中断。

 

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もう少し...というところです。

 

 

 

 

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葺き替えが出来る職人さんは全国でもとても少なくなったそうで、後継者問題も深刻なようです。

 

 

 

 

慎太郎生家の葺き替え作業をしてくださる職人さんは、高知県梼原町の川上さん。

全国各地の大学の先生方も一目置く職人さん。

 

今日、奥様とお二人で足場を組みに来てくださいました。

 

 

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梼原町は建築家の隈研吾氏が町の庁舎やホテル、図書館を建築されていますが、「木」を活用したとても素敵な建物があり、小さな町に驚くほどの素敵な建物があります。

 

 

 

www.town.yusuhara.kochi.jp

 

 

 

 

中でも、「まちの駅ゆすはら」の建物の壁面には96枚の茅のファサードが使われていますが、そのファサードは川上さんが創ったもの。

 

 

 

隈研吾氏とそのファサードを付けるにあたって、試行錯誤しながら作業を進めたお話を川上さんから伺う事ができました。

すごく、すごく、貴重なお話でしたし、ワクワクしてしまいました😊

 

 

 

そんな川上さんが修繕してくださる中岡慎太郎生家の茅葺屋根。

仕上がりが楽しみです。

 

 

 

 

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