毎年、ひなまつりの時期には中岡慎太郎生家にお雛様を展示して、『きたがわ村のひなまつり』を開催しています。
北川村は村の9割強を森林に覆われている『木の郷』でもあり、昭和初期頃は林業がとっても盛んだったようです。
そんな『木の郷』北川村のひな祭りは、間伐材を使った❝木工細工のおひなさま❞を展示します。
制作者は四国森林管理局OBの正岡金四郎さん。
正岡さんは、間伐材で様々な作品を作っては木の良さをPRしたり、作り方教室を開いて子供さん達に木の魅力を伝えたり。
とにかく、精力的に木の魅力を伝える活動を行っている方です。
ご縁があって、毎年、当会のひな祭りにご自身の作品を提供してくださっています。
今年は、『どんなふうに作るかの工程を紹介して、自分でもできるかも!?と思ってもらったら』と、制作過程を4段階に分けて、段階ごとの作品を持ってきてくださいました。
左から①間伐材にした絵を描く⇒②糸ノコで切り抜く⇒③小刀でカタチを整える⇒④色を付ける。
『ほら。簡単でしょう?😊』
と、満面の笑顔の金四郎さん。
...💧
『全っ然、簡単じゃありませんし😖💦』
右:糸ノコで切り抜いたあと、 左:小刀で整える。
いやいや💦
まず、糸ノコでこんなにきれいに切り抜けませんし。
糸ノコでこんなふうにキレイに切り抜けるのはやっぱり職人技✨
でも、こんなにキレイに切り抜けたら、気持ちいいでしょうねぇぇ😀
梅と鶴の絵は電気ペンで描くんだそうです。
それも、また、簡単におっしゃったけど💧
こんなに手間をかけて、細かい作業をされて創るからこそ、木の良さと、温かみのあるお雛様が出来上がるんだなぁ。
と、感じます。
木工細工のおひなさま。
は、2/29-3/3の期間、中岡慎太郎生家でご覧いただけます。
観覧は無料です。
ぜひぜひ、ご来場ください😊
■中岡慎太郎生家
展示時間:9時~16時30分
お問合せ:0887-38-2413