きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

❝木工細工のおひなさま❞が出来るまで。

毎年、ひなまつりの時期には中岡慎太郎生家にお雛様を展示して、『きたがわ村のひなまつり』を開催しています。

 

 

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北川村は村の9割強を森林に覆われている『木の郷』でもあり、昭和初期頃は林業がとっても盛んだったようです。

 

そんな『木の郷』北川村のひな祭りは、間伐材を使った❝木工細工のおひなさま❞を展示します。

 

 

 

 

 

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制作者は四国森林管理局OBの正岡金四郎さん。

正岡さんは、間伐材で様々な作品を作っては木の良さをPRしたり、作り方教室を開いて子供さん達に木の魅力を伝えたり。

とにかく、精力的に木の魅力を伝える活動を行っている方です。

 

 

 

ご縁があって、毎年、当会のひな祭りにご自身の作品を提供してくださっています。

 

 

 

 

今年は、『どんなふうに作るかの工程を紹介して、自分でもできるかも!?と思ってもらったら』と、制作過程を4段階に分けて、段階ごとの作品を持ってきてくださいました。

 

 

 

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左から①間伐材にした絵を描く⇒②糸ノコで切り抜く⇒③小刀でカタチを整える⇒④色を付ける。

 

 

 

『ほら。簡単でしょう?😊』

と、満面の笑顔の金四郎さん。

...💧

 

 

『全っ然、簡単じゃありませんし😖💦』

 

 

 

 

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右:糸ノコで切り抜いたあと、 左:小刀で整える。

 

 

 

いやいや💦

まず、糸ノコでこんなにきれいに切り抜けませんし。

 

 

 

 

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糸ノコでこんなふうにキレイに切り抜けるのはやっぱり職人技✨

 

 

 

でも、こんなにキレイに切り抜けたら、気持ちいいでしょうねぇぇ😀

 

 

 

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梅と鶴の絵は電気ペンで描くんだそうです。

それも、また、簡単におっしゃったけど💧

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんなに手間をかけて、細かい作業をされて創るからこそ、木の良さと、温かみのあるお雛様が出来上がるんだなぁ。

と、感じます。

 

 

 

 

木工細工のおひなさま。

は、2/29-3/3の期間、中岡慎太郎生家でご覧いただけます。

観覧は無料です。

ぜひぜひ、ご来場ください😊

 

 

 

中岡慎太郎生家

高知県安芸郡北川村柏木(中岡慎太郎館周辺)

展示時間:9時~16時30分

お問合せ:0887-38-2413