きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

故郷のために。

中岡慎太郎館から車で上流へ20分強で「北川村温泉」

 

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そこからさらに約20分。

”リアルなかかし”が話題の『かかしの里』があります。

 

 

 

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もともとはこのお庭は「芝桜」がキレイ。

と、村内では有名でした。

 

 

 

 

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でも、ある日、

『島(地区名)に住民が増えちゅう😲』

 

との噂が。

 

 

 

見にいってみると、

 

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😲😲😲😲😲

 

 

 

 

生身の「人」と見間違ってしまうような”リアル”なかかしがいっぱい。

 

 

 

 

田舎の山奥の庭に突如現れるリアルなかかし。

運転しているドライバーさんは一様にビックリ!!

 

 

 

話題になり、TVや新聞、雑誌、ラジオまで。

様々なメディアの取材もありました。

 

 

 

そのうち、芝桜はライトアップまで。

 

 

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こんな遊びココロを持つ住民さんは、北川村に生まれ、定年後奥様と

一緒に生まれ故郷に帰ってきた『上村尚幸さん』。

 

 

 

昔は賑やかだった故郷が、戻ってみたらお年寄りばかりの、

住民世帯数が12の寂しい地区になっていた事を残念に思い、

『地域のお年寄りが何かクスっと笑ってくれるような事がしたい』

と、自分サイズで出来る<楽しい事>に取り組み続けています。

 

 

 

先週、久しぶりに「島」を訪ねてみると、かかしの里の近くにある集会所の

桜が満開🌸

 

 

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小学校跡に建つ集会所の庭には桜が残されていて、大きな大きな桜の木が

満開になると見ごたえがあります。

 

 

 

ちょうど良い時期に来たなぁと愛でていると、庭の隅っこで作業をしている男性が目に入ってきました。

 

 

 

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上村さん...

 

 

 

『お久しぶりです。何やってるんですか?』

 

『おぉ。久しぶりやね。桃の木をね、植えゆう』

 

近くに停めている軽トラの荷台に目をやると、土や葉が...

 

『どっかから持ってきたんです??』

 

『うんうん😌 取り壊す家の庭に桃の木があるけんど居る?

言うて連絡もらったきね、貰うてきたが』

 

 

『お一人で取りに?』

 

『そうそう😄』

 

 

そして、お一人でその桃の木を植えていました。

 

 

『お年寄りが喜んでくれるろう、と思うてね』

 

 

ご自身だって”若者”ではありません。

なのに、いつも、いつも、地域のお年寄りのために。

を考えて、もくもくと「楽しいこと」に取り組んでいらっしゃいます。

 

 

上村さんのこんな姿を見る度に、その想いと実行力に

頭が下がる思いがします。

 

 

きたがわ郷の民の事を常に考えていた中岡慎太郎の故郷の村人は

その意志を受け継いで、『故郷のために』と行動できる人がいっぱいいます。

 

 

全国規模の観光施設や資源、全国トップクラスの柚子生産量を誇る

自慢がいっぱいの村ですが、やっぱり一番の自慢は「村人」だなぁと

改めて思わされた光景でした。

 

 

 

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