きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

慎太郎の故郷は今日も元気です。

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慎太郎さんの生誕地「柏木」地区の80代のおばあちゃん

(80歳枠には入れないくらいに元気だけど)

 

昨日の夕方、事務所を閉めているとひょっこり現れて、

なんてことはない、ただの昔話だけど、いっぱいお話をしていってくれました。

 

 

 

『若い時には、慎太郎が広めてくれた柚子やからね、そりゃぁ私も一肌脱がないかん!!と一人で県外へ売りに行ったぞね。

 

向こうで約束をしていた業者さんが迎えに来てくれた車が事故して壊れかけでそりゃひどかった(>_<)

けんど、頑張ってかきついちょった。』

(乗られん!!(>_<))

 

  

『昔はパンツは履いてないろぉ、子どもの頃はすっぽんぽんで川魚を突いて捕りよった。

川からお尻だけが出ちょったろぉねぇ。

恥ずかしくなることはなかったけど、たまぁぁに恥ずかしくなって、

岩にかきついて身体の前を隠したぞね。

後ろは見えゆうことに気づかんかったわねぇ。

 

今やったら大変よねぇ

(いえ、今じゃなくてもそれは大変な光景です(~_~;))

 

そのうち、ズロースで泳ぐようになったらズロースに水が溜まって、溜まって、

重くておぼれそうになってねぇ。

 

ブルマはビロビロしちょったきねぇ』

(...ビロビロ?(~_~;))

 

 

『うちは16代続く、もともとは足軽の家でね。村に仕えた家やき、女の子一人子の私は周りからもそりゃぁ大事にしてもろうて、雛祭りの飾り物らもすごかったぞね』

 

「やのに、お尻出して泳ぎよったがですか?」

 

...一瞬表情が固まると、そのあとまさしく”破顔”の笑顔で

『ほんまやねぇ(≧◇≦) どうなっちゅうろうねぇ』

(どうなってるんでしょうねぇ(^_^;))

 

まだまだ続く、おもしろ話。 

いやぁ、久しぶりに爆笑した(^ω^)

手をたたいて。

机をたたいて。

涙が出るほど。

 

 

楽しいひと時でした。

 

 

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慎太郎さん、あなたの故郷の民は元気ですよ。

年々、人口は減っていますが、でも、未来に向かって頑張っていますよ。