きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

北川村ふるさと納税返礼品「八朔」

当会(中岡慎太郎先生顕彰会)は村から「ふるさと納税返礼品取扱」業務を委託されています。

 

今年度の新しいお礼の品に、村に生る『文旦・八朔』を用意してみました。

 

村の中に、「文旦農家」や「八朔農家」があるわけではありません。

柚子畑の隅っこにあったり、畑の隅っこにあったり、庭に大きな木があったり。

それを必要な分だけ木から採って食べる。

 

残ったらご近所さんやお仲間にお裾分け。

更にあまったら、鶏やサルや鹿の餌に...

 

 

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なので、見た目はキレイではありません。

大きさも揃ってはいません。

 

 

でも、毎年、毎年、お裾分けしてもらう様々な柑橘は、いつも「当たり」ばっかり😳

瑞々しくて、甘くて、適度に酸味があって。

 

 

これ、お礼の品に出来ないかなぁ...と毎年、思っていました。

で、今年度、思い切って村民さんに呼び掛けて、情報を集めて、イザ!!!募集へ。

 

 

 

💦💦予想以上に申込があり、早期に受付をストップさせるくらいに。

 

 

 

そろそろ発送の1月下旬。

あてにしていた村民さん達から少しずつ、文旦・八朔が納品されてきました。

が、文旦は予想していた量が納品されてきたのですが、八朔が!!!😖

 

 

予想をはるかに越えて足りない😖😖💦

 

 

慌てて、村内放送をかけて貰ったのが先週末。

昼・夕と流れる『提供お願い放送』に、少しずつ、耳を傾け始めてくれた村民さん。

 

でも、

『八朔がお礼の品になるかがえ?』

『八朔? 文旦じゃなくて?』

『八朔でね?寄附者の方らぁ、文旦と間違ごうちゃんせんでね?』

なんて半信半疑の反応。

 

 

『八朔です!!間違いありません!!!お礼の品に選んでくださった寄附者の方がたくさんいらっしゃるんです!!!!』

 

 

『まぁ😮』と驚きながらも、

『持って行き、持って行き。』

『器量は悪いけんど、構んかったら使い』

と、ゾクゾクと提供してくださる村民さんが現れました。

 

 

 

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大きくてきれいなものから

 

 

 

 

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小ぶりで確かに、見た目はきれいじゃないもの

 

 

 

 

この1週間で、事務所に電話をしてくださって、情報を提供してくださったり、

カゴいっぱいの八朔を何箱も持ち込んでくださったり。

おかげで、不足分は確保でき、無事に寄附者の方々にお送りできました。

 

 

 

『キタナイ、使えんようながはあんた等が食べよ😊』

 

 

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お言葉は素直に受取り、全ての発送が完了した直後、戴きました😊

 

 

う、美味い😳

瑞々しい。

甘みもあって、適度に酸味もあって。

八朔独特の苦みが少ない。

美味しいぃぃい✨

 

 

 

(...使えんヤツ。ではなかったな💦 😅)

 

 

 

普段はクールでちょっと距離を保つようなところもある北川村村民。

でも、『助けて欲しい』と誰かが発すると、物凄い瞬発力とパワーで助けてくれます。

今回も、北川村民の底地力を見せてもらったような気がしました。

 

ほんっとうにありがたかった。

 

 

寄附者の方に喜んでいただけるように、

村民さんに還元できるように、

これからも、「ふるさと納税返礼品取扱」業務、頑張ります!! 

(計画性も持つように、改めます😅💧)