きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

「木の村」北川村の温泉は。

北川村は柚子の生産量が全国でトップクラスの村。

『柚子バブル』の時期もあったと聞いています。

 

でも、村の9割強が森林で占められているだけあって

林業バブル』の時期もあった村なのです。

 

そんな村にある温泉は昭和50年にOPENし、

昨年の平成30年6月に全館リニューアルOPENした

【北川村温泉ゆずの宿】

 

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木材を活かした建物になっております。

 

 

中岡慎太郎館からは車で20分くらい上流。

 

 

とろとろの湯が自慢。

言い過ぎではなく、ほんっとうに泉質は最高✨なんです。

冬は、ダウンを着て来館されたお客様が

お帰りに、ダウンを忘れて帰ってしまうほど

その保温力は抜群!!!

 

 

でも、一番注目していただきたいのは

温泉の看板や、部屋の名前プレート。

 

 

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まず皆さまをお迎えする建物前に設置された看板。

もちろん、北川村の木を使っています。

 

 

 

 

 

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建物の入り口へいざなう看板。

こちらも、もちろん。

 

 

 

 

 

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そして、部屋の名前プレート

 

 

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名前の木を使っているんです。

 

 

 

この木は全て、昔から林業に携わってきた村民さんが

『新しく建てる北川村温泉に使って欲しい』

と、村内各地から採って集めて用意したもの。

 

部屋数は14室ですが、その村民さんはもっと多くの種類の木を

集めて、OPENを待っていました。

 

 

OPENを見届けた丸3か月後にその人生に幕を下ろしましたが、

想いはここにちゃんと存在しています。

 

 

久しぶりにこの木を見て、

『えいろうが😆(訳:いいでしょう?かな😅)』

といたずらっ子のように笑う笑顔が浮かびました。

 

 

村人の様々な想いが寄せられた温泉です。