北川村は柚子の生産量が全国でトップクラスの村。
『柚子バブル』の時期もあったと聞いています。
でも、村の9割強が森林で占められているだけあって
『林業バブル』の時期もあった村なのです。
そんな村にある温泉は昭和50年にOPENし、
昨年の平成30年6月に全館リニューアルOPENした
【北川村温泉ゆずの宿】
木材を活かした建物になっております。
中岡慎太郎館からは車で20分くらい上流。
とろとろの湯が自慢。
言い過ぎではなく、ほんっとうに泉質は最高✨なんです。
冬は、ダウンを着て来館されたお客様が
お帰りに、ダウンを忘れて帰ってしまうほど
その保温力は抜群!!!
でも、一番注目していただきたいのは
温泉の看板や、部屋の名前プレート。
まず皆さまをお迎えする建物前に設置された看板。
もちろん、北川村の木を使っています。
建物の入り口へいざなう看板。
こちらも、もちろん。
そして、部屋の名前プレート
名前の木を使っているんです。
この木は全て、昔から林業に携わってきた村民さんが
『新しく建てる北川村温泉に使って欲しい』
と、村内各地から採って集めて用意したもの。
部屋数は14室ですが、その村民さんはもっと多くの種類の木を
集めて、OPENを待っていました。
OPENを見届けた丸3か月後にその人生に幕を下ろしましたが、
想いはここにちゃんと存在しています。
久しぶりにこの木を見て、
『えいろうが😆(訳:いいでしょう?かな😅)』
といたずらっ子のように笑う笑顔が浮かびました。
村人の様々な想いが寄せられた温泉です。