きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

中岡慎太郎の日本で最初の伝記本。

日本で最初に書かれた伝記本【中岡慎太郎先生】。

 

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1926年(大正15年)11月26日に初版本が発刊されました。

 

 

書いたのは慎太郎さんと同郷・北川村野川(のがわ)生まれの『尾﨑卓爾』。

 

 

卓爾の父、旦爾は幼名を熊吉といい、少年時代の中岡慎太郎をからかって遊んでいたそうですが、慎太郎が塾に通って真剣に学ぶ姿を見て、自身も塾に通い❝いたずらっこ❞を卒業したそうです(^-^)

 

 

その息子「卓爾」が伝記本を書くようになったきっかけは、

『北川村には明治維新の英傑中岡慎太郎を顕彰する碑もなければ、墓も荒れている』ことを嘆く80歳を過ぎた父親(旦爾)の言葉からだったと言われています。

 

 

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平成22年1月20日に、復刻版が山口県のマツノ書店から発行されました。

 

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限定330部。

 

 

 

 

 

 

中岡慎太郎先生顕彰会でご覧頂く事ができます。

北川村柏木をお訪ねの際にはぜひ、お手に取ってご覧になってみてください。