日本で最初に書かれた伝記本【中岡慎太郎先生】。
1926年(大正15年)11月26日に初版本が発刊されました。
書いたのは慎太郎さんと同郷・北川村野川(のがわ)生まれの『尾﨑卓爾』。
卓爾の父、旦爾は幼名を熊吉といい、少年時代の中岡慎太郎をからかって遊んでいたそうですが、慎太郎が塾に通って真剣に学ぶ姿を見て、自身も塾に通い❝いたずらっこ❞を卒業したそうです(^-^)
その息子「卓爾」が伝記本を書くようになったきっかけは、
『北川村には明治維新の英傑中岡慎太郎を顕彰する碑もなければ、墓も荒れている』ことを嘆く80歳を過ぎた父親(旦爾)の言葉からだったと言われています。
平成22年1月20日に、復刻版が山口県のマツノ書店から発行されました。
限定330部。
中岡慎太郎先生顕彰会でご覧頂く事ができます。
北川村柏木をお訪ねの際にはぜひ、お手に取ってご覧になってみてください。