昨日、北川村の上流にある地区の村民さんを訪ねてきました。
今は少なくなった、個人の製材所があります。
北川村は、中岡慎太郎が栽培を奨励した、と言われる「柚子」が多く採れる村で、
『ゆずの郷北川村』なんて呼ばせてもらっていますが、村の面積の約9割を森林が占め、以前は森林鉄道が通る、林業で栄えた村でもあります。
こんな製材所が村の中にもいくつかあったんでしょうね。
今日訪ねた村民さんは、北川村のヒノキを使ってふるさと納税の返礼品にしたらどうか、という提案をしてくれました。
話していると、急に動きだし、そばにあったヒノキを手にとり、
『3分ばぁ(ほど)帰りが遅くなってもかまんろうが(問題ないだろう)。
まぁ、ちっと(ちょっと)待ってん』
と、実際の作業を見せてくれました。
簡単に切り落とし。
サイズを整え。
表面を削って。
『あとはキレイに磨いて、仕上げたらえい!!』
確かに、ほんの数分。
『今日は土用の丑の日やき、これでウナギをさばいて食えっっ』
と、渡されました(^_^;)
『北川村は木の国やきっっ。北川村の木でえいモンを作って、寄附してくれる人に
喜んでもろうて、北川村を好きになってもらわないかん』
元気に語ってくれました。
村民さんの想いを形にできるように、進めていきたいと思います(^-^)