きたがわ郷 -kitagawa go-

激動の幕末期、命を賭して維新回天に尽くした志士「中岡慎太郎」。土佐国北川郷に生まれ、大道を駆け抜けた慎太郎の30年と、慎太郎が愛した故郷北川村のコト、色々と紹介していきます。

『北川村は木の国。』

昨日、北川村の上流にある地区の村民さんを訪ねてきました。

 

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今は少なくなった、個人の製材所があります。

 

北川村は、中岡慎太郎が栽培を奨励した、と言われる「柚子」が多く採れる村で、

『ゆずの郷北川村』なんて呼ばせてもらっていますが、村の面積の約9割を森林が占め、以前は森林鉄道が通る、林業で栄えた村でもあります。

 

こんな製材所が村の中にもいくつかあったんでしょうね。

 

今日訪ねた村民さんは、北川村のヒノキを使ってふるさと納税の返礼品にしたらどうか、という提案をしてくれました。

 

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話していると、急に動きだし、そばにあったヒノキを手にとり、

『3分ばぁ(ほど)帰りが遅くなってもかまんろうが(問題ないだろう)。

 まぁ、ちっと(ちょっと)待ってん』

と、実際の作業を見せてくれました。

 

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簡単に切り落とし。

 

 

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サイズを整え。

 

 

 

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表面を削って。

 

 

 

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『あとはキレイに磨いて、仕上げたらえい!!』

 

確かに、ほんの数分。

 

 

 

 

 

 

『今日は土用の丑の日やき、これでウナギをさばいて食えっっ』

 

と、渡されました(^_^;)

 

『北川村は木の国やきっっ。北川村の木でえいモンを作って、寄附してくれる人に

喜んでもろうて、北川村を好きになってもらわないかん』

 

元気に語ってくれました。

 

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村民さんの想いを形にできるように、進めていきたいと思います(^-^)